新世代美容師が集結!

美しい髪のキープに欠かせない画期的「スカルプケア」法とは

「髪は見た目印象の7割以上を決める」と言われるように、髪の善し悪しでその人の印象を左右しがち。このため、近年では男女問わず、髪のお手入れに力を入れる傾向に。

その中でも注目を浴びているのが、スカルプケア。近年のヘアケア市場でも頭皮関連のアイテムが数多く登場しています。

その反面、正しいスカルプケアについて理解していない人も多いのが実情。そこで今回は、新世代を担う人気美容師4名に、スカルプケアの重要性について語ってもらいました。

毎日のキマり髪への答えはスカルプケアにあった

意外と理解していない? 美容師目線で見るスカルプ事情

――ここ数年でスカルプケアに関連したアイテムが続々と登場していますよね。実際にサロンに訪れるお客様からも相談をされることは増えているのでしょうか?

佐々木さん 以前はスカルプケアの相談は圧倒的に40代以上の方でしたが、最近は若い方も頭皮を気にする人が増えました。

erikaさん その背景として、ハイトーンカラーのブームが影響しているような気がします。スカルプケアの相談をするのって、大抵カラー頻度の高いお客様なんですよ。あと意外なところでいえば、新社会人になったばかりの方。若い子でも年齢を重ねた人でも、ライフステージや生活環境でストレスを抱えている人は、頭皮のことを気にしがちですね。

小暮さん 以前はスカルプケア=薄毛の男性というイメージがあったけれど、年齢・性別を問わず多くの人が関心を寄せているようになったのは事実。

erikaさん 頭皮は顔の皮膚と皮1枚。つまり、スキンケアの延長という意識を持つようになったことも、世代を問わず関心を抱くきっかけになったと思います。

吉田さん いま現在の悩みだけでなく、長期目線で頭皮ケアを心がけるようになった人が増えたってことですよね。すごくイイ傾向だと思う反面、間違ったスカルプケアをしている人も目立つ傾向があります。

佐々木さん 一番多いのが、髪を乾かさずに放置してしまう人。髪のダメージはもちろん、頭皮が蒸れてしまうので、これは本当に改善すべき!

小暮さん あとはシャンプーの仕方。いまだに爪でゴシゴシ洗っちゃう人もいれば、髪だけをこすっている人もいる。

吉田さん 朝晩のシャンプーで皮脂を落としまくっている人もよく見かけますよね。フケが出ている=汚れと勘違いしているんですけれど、それが乾燥による影響だと分かっていない。そういう知識は、僕たち美容師が伝えていかなくてはいけないですよね。

美容院での施術は短時間の集中ケアなので、根本的に重要なのはホームケア。頭皮が健康な状態で美容院に来てくれることで、はじめてベストのスタイリングを提案することができます。誤解されがちだがスタイリングの前提はなんといっても健康な頭皮なのです。

正しいスカルプケアに欠かせない10の条件意外と理解していない? 美容師目線で見るスカルプ事情

――では、みなさんはがお客様にお伝えしているスカルプケアの方法について教えてください。

佐々木さん 私は最初に、スカルプケアのことは「植物を育てる土壌のようなもの」

と伝えます。土が良くないと立派な植物が生えてこないように、頭皮環境が整っていないと健康な毛髪が生えてこない。

erikaさん 私もこれはお伝えするようにしています。あと、頭皮だけに目線を向けず、心身の健康をキープすることも大事。だからストレスは溜め込まず、なるべく体を動かすよう促しますね。

佐々木さん その点ではマッサージがおすすめ。動画を見ながら5分間やるだけでも全然違いますよ。

吉田さん あとは睡眠も重要。睡眠不足は頭皮だけでなく、肌にも体にも悪影響しかないですから。なかなか寝付けない人はドライヘッドスパを体験してみて欲しい。施術中に深い眠りにつくことができるし、終わった後の体がすごく軽くなる!

小暮さん お酒とタバコは良くないかな。ハッピーライフを優先するのであれば無理強いはしないけれど、できるなら辞めたほうがベスト。あとは刺激物をひんぱんに摂取するのも避けた方が良いと思います。

佐々木さん 脂っこい食べ物も血行が悪くなるから摂りすぎは注意ですよね。スカルプケアは血の巡りが大事なので。あとは水分補給も忘れずに。

吉田さん まずは日常生活の改善から見直すのが大きいのかな。これらを継続した上で、正しいヘアケアが重要になってくるような気がします。

erikaさん 先にも述べたシャンプーの仕方やドライヤー使いも重要だけど、やっぱり一番大事なのはシャンプー選びですよね。

吉田さん シャンプーは自分に合うものを選ばないとトラブルが生じてしまいますから。あと、スカルプシャンプーはノンシリコンのものが多く、きしむイメージが強いので選ばない人も多いじゃないですか。その思い込みは払拭した方がイイと思います。

小暮さん 実際に泡立ちの良いノンシリコンも多いよね。

erikaさん シリコンの有無よりも、洗浄力の高いシャンプーは髪へのダメージが強いので、毛髪ダメージが強い人や、頭皮が乾燥している人は避けるべき。

佐々木さん 感覚は人によって異なるから、自分が使ってキシむ感じがなければ良いと思いますよ。

吉田さん 自分の五感で満足したシャンプーを見つけたら、あとは正しいシャンプー、そしてシャンプー後のドライを忘れずに! ポイントは頭頂部をしっかり乾かすこと。毛先に風を送り続けるのは間違いですから。

小暮さん ドライヤーの温度も大事ですよね。高温すぎると頭皮を傷めてしまうので注意して。

「科学の力」でスカルプケアと美髪ケアを同時に

――これまでスカルプケアについて色々お話を伺いましたが、ここからは弊社の製品についてご説明させていただきます。DRZEROは、髪と頭皮について真剣に取り組んだ最先端ヘアケアシリーズです。中でも注目すべきは、どの製品にもリデンシルが配合されていること。みなさんはリデンシルという成分をご存知でしたか?

吉田さん まず、サロン専売商品はカラーやダメージケアに特化したものが多く、頭皮ケアについてはDRZEROなどの市販品の方が実は進んでいる印象があります。正直言うと、僕が知ったのもつい最近なんです。とある男性のお客様に「知ってる?」と言われて、そこで初めて耳にしました。それからいろいろ調べてみたら、これはスゴイな、と。

佐々木さん 私は聞いたことがなかったんです。だから「これは最新のアイテムが登場した!」って純粋に思いました。

小暮さん 僕も初めましての言葉でした。最近ではサロン専売品でもいくつか入っているようなのですが、あまりおすすめされていなかったので。スカルプケアに関しては、市販品の方が進んでいる印象ですよね。

吉田さん しかもこの製品って、香港で先に発売されて若い男女に大人気なんですよね。日本でも若い世代の人は新しいものに飛びつく傾向にあるので、先に香港で爆発してしかも注目の成分配合というところは話題になると思います。

佐々木さん しかも同じ髪質の東洋人の中で人気があると言うのは、実績があるしおすすめしやすい。

小暮さん 新しいものに飛びつく一方で、スカルプケアってネガティブな印象があるので慎重になりがち。でも、これは試してもいいなって思える要素が多いですよね。

erikaさん 美容室に行かなくても手に取れるってところも好ポイント。やはり手軽に購入できるのは、お客様にとっては一番ありがたいことですから。

継続しやすいのは使い心地と仕上がり感

――では、実際に製品を使ってみた感想はいかがでしょうか? 今回はリデニカル、ダークヴァンスの2タイプをお渡ししております。

erikaさん スカルプシャンプーなので泡立ちが心配でしたが、どちらも泡立ちが良く、香りもリラックス効果があってとても心地よかったです。個人的にはパッケージがおしゃれで髪がしっとりまとまるダークヴァンスがお気に入り。

佐々木さん 私も髪が長いのでキシみが心配でしたが問題なし。しっとりするのはダークヴァンスですが、個人的にはリデニカルの香りが好みで、すっかりファンになってしまいました。

小暮さん 男性用は香りも甘くなくて、しかも泡立ちも抜群。男性って泡立ちにこだわる人が多いんですよね。個人的には、圧倒的に泡立ちの良いリデニカル派ですね。

吉田さん ハイライトを入れるようになって、ノンシリコンのシャンプーは敬遠していたんです。髪が切れてしまうのが怖かったので…。でも、どちらも切れ毛の心配もなく、心地よく洗うことができました。個人的にはヘマチン配合で褪色をカバーできる、ダークヴァンスが好きですね。これなら白髪染めをカバーすることもできますよね。

ーーそしてDRZERO、はリデンシルを中心とした有効成分をしっかり頭皮に届けるため、独自の浸透カプセルを導入しています。これにより、弱った頭皮にも成分を行き渡らせることができます。こちらは実際に使い続けて、実感することができましたか?

erikaさん ロングのネコ毛なのでまとまりにくいんですが、使い続けるうちにサラっとするようになりました。

吉田さん ハイライト部分にダメージを感じられないので、上質なシャンプーだなって思いました。この成分でこの金額、しかもたっぷりの容量ですから。これはお得ですよね!

――そしてDRZEROは、男女の頭皮環境に合わせて、それぞれ異なる成分を追加しています。ヘアケア剤を男女別に使い分けることについてどう思われますか?

吉田さん 男女は頭皮の悩みが全然違うもの。だから極めるなら、男女兼用はどうしても無理だと思うんです。この製品のように男女で分けているのは、より悩みに的確に応じることができるので、すごく良い試みだと思います。

佐々木さん スカルプケアって、まだまだ男性用のイメージが強いんですよね。だから女性専用ケアと明記されていると、手に取りやすいのかな。

小暮さん 男性が好む香りと女性が好む香りが違うので、その点で分けているのも個人的にはいいなって思いました。

吉田さん 極論をいえば、その人のパーソナルに合わせたものを使う方が絶対にイイんです。だから、セグメントがしっかり分かれているのは信憑性を感じられますよね。

スカルプケアの先にあるのはひとりひとりのスタイル

――DRZEROは、製品理念に『Look at me』を掲げています。この言葉にはスカルプケア製品を通して消費者ひとりひとりが見た目だけでなく内面的な自信を手に入れ、自分なりのスタイルを確立していってほしいという願いを込められています。この点について、ヘアデザイナーとして同じように消費者の自己実現をサポートするみなさんの意見をお聞かせください

吉田さん どんな製品も、成分だけで手に取るわけではなくて、ブランド理念に共感できなくては手に取りたいって思わない。この製品理念は多くの人に刺さると思うので、個人的にはすごく好きですし、人にも勧めやすいと思いました。

佐々木さん 年齢を重ねて自分に自信を失っている方にこの言葉を伝えたい。「私を見て」

という言葉は、絶対自信につながると思うから。

小暮さん スカルプというと、ネガティブなイメージが強いと思うんです。でも、その誤解を解くことができる言葉だと思いました。これなら良い方向に伝えることもできますよね。

erikaさん 種類も多いから、自分に合うものが必ず見つけられる!

吉田さん 現状ではスカルプケアがメインですが、髪にフィーチャーした製品も欲しい!

佐々木さん ブリーチケアに特化したアイテムも欲しいところ。

erikaさん でもやっぱりスカルプケアが強みのブランドなので、今後はスカルプ専用の保湿アイテムやスタイリング剤に期待したいですね。

小暮さん 僕はDRZEROを使うようになってから、友人に「ステキな香りがするね」

と褒められる機会が増えたんです香りに反応する女性は多いので、その辺りを強みにするのもアリかな、って思いました。

吉田さん まだまだいろんな製品開発が期待できますよね。今後のブランド展開を楽しみにしています!